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【夏太りを避けるポイント】


 ちょっと前まで夏というと、やせてしまう人が多くいました。これは、冷房が普及していなかった時代、暑さで胃の働きが弱まり食欲がなくなってしまったことが原因でした。

 ところが、最近は夏に太る人が増えています。何故でしょうか?
 現在は冷房が普及し、乗り物、職場、デパート、外食店、スーパー、自宅など、いわゆる建物の中は、どこでも涼しい状態です。このため食欲がなくなるほどの暑さを実感する機会はぐんと減りました。

 冷房の効いていない戸外にいても、コンビニや自動販売機が普及した今、いつでもどこでも冷たいものが手に入ります。道端で、アイスや冷たい缶コーヒーや炭酸飲料、ビールなどを手にしている人の姿を、夏になるとよくみかけます。そう、これらは、皆、カロリーの高い食品ばかりです。食事以外に、これらのものを食べたり飲んだりすることによって、夏太りになってしまうのです。

★夏太りを避けるポイント★

 夏に太ってしまいがちの人は、下の項目に当てはまる人が多いようです。太らないために、夏の食生活をチェックしてみましょう。

■1.甘い飲み物は控える
 飲み物を甘くないものに切り変えること。甘い飲み物は、カロリーが高いことに加えて、飲むと益々のどが乾くため、ついつい飲みすぎてしまいます。砂糖の入っていないコーヒーやお茶類、ミネラルウォーターなどがおすすめです。

■2.飲み物は温かいものを
 冷たい飲み物よりも温かい飲み物の方が、ついつい飲み過ぎることもなく、気分がすっきりし、暑さも和らげます。ランチなどについてくる食後の飲み物はホットにするといいでしょう。

■3.アイスクリームよりシャーベット
 アイス類は、濃厚なアイスクリームタイプよりもシャーベットやかき氷の方が脂肪分が少なく低カロリー。のども乾きにくいのでおすすめです。

■4.ビールを飲むなら、ご飯を減らす
 夏といえばビールですが、それ自体のカロリーに加え、食欲増進作用もあるので要注意です。ビールを飲むなら、その分、ご飯の量を減らしましょう。

■5.油っぽいものは控える
 ビールを飲むと欲しくなる揚げ物は、口当たりの相性は抜群ですが、身体の中での相性はあまりよくありません。なぜなら、ビール&揚げ物というのは、内臓に脂肪がつきやすい組み合わせだからです。ビールのおつまみは、油の少ない料理にしましょう。

■6.カロリーの高い食べ物の食べ過ぎに注意
「夏バテしないようしなくっちゃ!」という意識が働き、モリモリ必要以上に食べる人も見かけます。夏は、体力を消費するからやせるものと信じ込んで、たくさん食べても太らないと、思っている人が意外と多いようです。とくに、うなぎや焼き肉は、夏のスタミナ食としてこの時期の人気は急上昇。これらは、たんぱく質やビタミン、ミネラルが豊富な食べ物でやる気やパワーの源です。でも、それだけにカロリーも高いということもお忘れなく!

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 高カロリーのものばかり食べていれば、当然、体重計の数値は上がってしまいます。冷房の効いた部屋で1日中過ごし、あまり動かなければ、夏だから、という理由だけでやせることはありません。モリモリ食べずに、普通に食べましょう。

 以上の項目をチェックして、夏太りから縁を切りたいものですね。薄着の季節は、身体のラインがクローズアップされます。そんな時期だからこそ、夏太りにならないポイントをマスターして、太らないように気をつけましょう。

夏向き食品エネルギー表も参考にして下さい。


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