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■1回の深酒より少量を日数多く 「お酒を飲むと、ダラダラと長い時間をかけて、ついおつまみを食べ過ぎて太りやすくなるから、毎日はお酒は飲まない。だから、たまに飲むときくらいは満足するまで飲んでもいいだろう・・・」と思いがちです。しかし、たまの深酒は太りやすいのです。 「1回の酒量」と「飲酒の頻度」を調べた米国立アルコール依存研究所の調査によると、1回に1杯しか飲まない人より1回に4杯以上飲む人のほうが、BMI値(肥満の基準を参照)が高い結果になりました。一方、年間の飲酒日数が少ない人ほどBMIの数値が大きいという結果も出ました。つまり、1回に飲む量は少なく、飲酒日数が多いほど、肥満になりにくいということになります。また、最も太り難いのは、1回に1杯しか飲まず、週に3回以上飲む人という結果もあります。 お酒を飲むなら1回でたくさん飲むより少量を何日かに分けて飲んだほうがよいでしょう。 ■睡眠不足で肥満に また、「睡眠不足は肥満を引き起こす」こともわかっています。(米政府の健康栄養調査のデータを分析した米コロンビア大の研究グループ:北米肥満研究会の総会で発表)
睡眠時間7〜9時間の十分な睡眠を取る人に比べて、睡眠時間の人の肥満になる率をみると、
これは、睡眠時時間が短いと夜更かしすることになり、深夜に夜食で食べたものが脂肪として蓄えられ、太りやすいと考えられています。(夜食は太る!を参照) 肥満の予防と改善には、生活習慣の見直しが重要ですが、いきなり食事制限や運動をするより、できることから少しずつ改善していくほうがよいでしょう。お酒を完全に止められないなら、たまに大量飲むよりも、日数をわけてちびちび飲むようにしましょう。また、睡眠不足は肥満だけでなく他にも影響があるので、睡眠は十分とり、夜食は避けるようにしましょう。 ---2005.10.23 (c) Mica Okamoto ---
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