保健機能食品制度について
2.特定保健用食品とは
体調を整えるなどの働きがある成分を加工した食品で、その効果や安全性が科学的に評価され、健康に有効であることを表示してもよいと厚生労働省の認可を得た食品です。
1998年から許可をうけて特保マークをつけていたものですが、今回の制度では、錠剤やカプセルなどの形態も認められるようになりました。
■特定保健用食品の表示基準■
主な表示内容 | 主な保健機能成分 |
おなかの調子を整える食品 |
フラクトオリゴ糖などの各種オリゴ糖、ラクチュロース、ポリデキストロース、難消化性デキストリン、グアーガム、サイリウムなどの食物繊維、ビフィズス菌などの各種乳酸菌 |
血圧が高めの方の食品 |
ラクトトリペプチド、カゼインドデカペプチド、ゲニポシド酸、サーデンペプチド |
コレステロールが高めの方の食品 |
大豆たんぱく質、キトサン、低分子アルギン酸ナトリウム、植物ステロール |
血糖値が気になる方の食品 |
難消化性デキストリン、小麦アルブミン、グアバ葉ポリフェノール、L−アラビノース |
ミネラル吸収を助ける食品 |
CCM(クエン酸リンゴ酸カルシウム)、CCP(カゼインホスホペプチド)、へム鉄、フラクトオリゴ糖 |
食後の血中の中性脂肪を抑える食品 |
ジアシルグリセロール |
虫歯になりにくい食品 |
パラチノース、マルチトール、キシリトール、CCP-ACP(カゼインホスホペプチド-非結晶リン酸カルシウム) |
体脂肪をつきにくくする食品 |
ジアシルグリセロール、テトラペプチド |
厚生労働省資料
財団法人 日本健康・栄養食品協会のサイトに、
「特定保健用食品の表示許可品目と商品リスト」が掲載されています。
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