Q:3「栄養補給食品」と「栄養補助食品」と「健康食品」の違いは？

A:3 　最近、さまざまな「栄養補給食品」と「栄養補助食品」と「健康食品」といわれるものが売られています。これらすべてサプリメントと呼ばれていますが、違いは一体何なのでしょうか？

　「栄養補給食品」は、その名のとおり栄養を補給する食品のことです。つまり、人間が生きていく上で必要な栄養が補給できる食品です。ビタミンＣだけやカルシウムだけのものがそれにあたります。

　一方「栄養補助食品」は、補助という名前のとおり、補助的な役割の食品です。ビタミンＣなら、体内でこのビタミンＣを輸送したりする働きを持つビタミンＰなども一緒に入っているのが栄養補給食品にあたります。

　「健康食品」は、人間にとって欠かせないビタミンやミネラルなどの栄養素を補給するものではなく、症状を改善するような効果のあるものです。例えば、プロポリス、イチョウ葉、ブルーベリーなどがそれにあたります。

　ですから、外食や不規則な食生活が続く人は、ビタミンやミネラルの「栄養補給食品」 や「栄養補助食品」をとるのは、効果が期待できますが、必要な栄養素が欠けているのにプロポリスばかり摂っても健康への期待はあまりできません。