近年パソコン利用者が急増しています。仕事や学校で使用するほかに、家庭で個人的にパソコンを使用する人も増え、現代人は目を酷使するようになり、それに伴い目の疲れや視力の低下を訴える人も増えています。
少しぐらい目が疲れても目薬をさせばいいやとか、視力が落ちてもコンタクトレンズや眼鏡をかければいい程度に軽く考える人が多いのが現状ですが、目の疲れといえども放置しておくのはよくありません。
目の疲れをほうっておくと、視力低下やドライアイなどになりやすく、さらに放置し続けると、緑内障、網膜剥離など目の重い病気にもかかりやすくなります。その他、肩こり、頭痛、吐き気、集中力低下、学習能力低下などにもつながります。
そこでおすすめなのが、目の疲れを軽減する果実ブルーベリーです。
目の網膜には、ロドプシンという紫色の色素があり、これによって物が見えると感じるのですが、強い光を目に受けたり、長い時間目を酷使するとロドプシンはどんどん分解され、減少してしまいます。ブルーベリーに含まれるアントシアニンという成分は、このロドプシンの再合成を助け、目の疲れを軽減してくれるのです。つまり、ブルーベリーのアントシアニンという成分が目に効果を発揮するのです。
ブルーベリーにはいろいろな品種がありますが、とくに目に効果的なのは、ビルベリーです。ビルベリーは、スカンジナビア半島から北部ヨーロッパの低地、アジアの高山低木樹地帯に分布し、別名ホワートルベリー、マンテンベリー等と呼ばれる野生種です。この地方はビルベリーの果実がなる夏は白夜の時期で、その大量の紫外線から守ろうとするために、質の良いたっぷりのアントシアニンを含む果実ができるのです。
目のためにジャムやジュースでブルーベリーを補給する人がいますが、日本で作られているこれらの加工食品に含まれるブルーベリーの品種はビルベリーではないため、目の疲れの予防や軽減を期待するなら、よほど大量に摂取しなければなりません。
また、日本では生のビルベリーの生育は難しく、手に入れるのは困難です。したがって目の疲れ予防のためにビルベリーをとりたいなら、サプリメントを利用するのが最も効果的です。
秋から冬は、暗くなるのが早いのでパソコンの前に座る時間も長いのではないでしょうか?そんな方は、目の疲れを予防するためにビルベリーのサプリメントを試してみてはいかがでしょうか。
---2001.11.17 (c) by Mari Wakasugi ---
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