暑い夏の到来ですね。暑いからといって氷や冷たいものばかり食べたり飲んだりしていませんか?そんな生活を続けていると、ある日気がついたら何もする気になれず夏バテになっていた・・・などということになりかねません。
そこで今週は、夏バテにならないようにする方法をお教えします。
■あなたは夏バテしやすいタイプ?
まず、あなたは夏バテしやすいかどうか、チェックしてみましょう。
※「夏バテ体質チェック 」であなたの体質をチェックしましょう!!
YESの数はいくつでしたか?
YESの数が多かった人は、やがて、活動量がおちてくる、日中ボーとしてメリハリのある生活ができない、ダイエットしてないのにやせてくる、朝なかなか起きられない、といった症状が出てきます。こうなってしまったら、もう立派な夏バテ状態です。
■夏バテとは?
夏の暑さのために身体がぐったり疲れることで、病気ではありません。ただしほっておくと疲労を蓄積し夏風邪や胃腸障害を起こしやすいので、注意が必要です。
■>夏バテの予防と対策
-生活ポイント-
▼冷房は適度に利用する。
暑いのを我慢して冷房をかけないのも体力を消耗してしまい、かえってよくありません。
▼休日は外へ出て適度に身体を動かし、体力をつける。
▼よく眠る!
少し暑いくらいの温度に冷房を調節してタイマー(就寝後30〜60分くらいで切れるように)をかけて寝ると安眠できます。
▼暑くてたまらない時は身体をぬらす。
▼部屋を涼しい雰囲気にする。
部屋に海のポスターを貼ったり、カーテンを青色系にする、インテリアに貝殻を置くなど、涼しく感じられるような工夫をしましょう。
-食生活ポイント-
▼バランスよく食べる。
▼口当たりの良い麺類や冷たい飲み物ばかり食べない。
▼食欲がない時は、食欲をわかせる工夫をする。
・香辛料やスパイス、酢、少量の食前酒などは胃液の分泌を促し食欲を亢進させるので、適度に利用する。
・食堂を適度に冷やす。
・色々な物を少しずつ食べるようにする。
▼よくかんで、ゆっくり楽しく食べる。
胃の負担が減り夏バテによる胃腸障害を予防できます。
▼ビタミンB1を充分にとる。
暑い時期は口当たりの良い麺類や冷たいジュース類にはしりがち。これらは皆糖質を多く含みます。この糖質は、体内で代謝される時に、ビタミンB1が必要となります。このため夏場はビタミンB1が普段よりも多く消費され、どうしても不足しがちになります。ビタミンB1が不足すると十分なエネルギーを作り出すことができなくなり、食欲不振、めまい、手足のしびれ、動悸、倦怠感など、いわゆる夏バテの症状が出てきます。
▼水分の取り方に注意する。
水分は少しずつ何度かにわけて飲むことが大事。喉の渇きを我慢していて一気にたくさん飲むのはよくありません。胃がカポカポなったらそれは一度に飲み過ぎの証拠です。
夏バテ対策で、特に重要であり、かつ簡単にできることは、ビタミンB1のサプリメントを摂取する方法です。今までの生活習慣を極端に変えることなく、無理なく実行できるので、忙しい方や面倒くさがり屋さんにはおすすめです。
今年の夏は、また猛暑らしいですね。ビタミンB1のサプリメントをとって夏を元気一杯に過ごしましょう!
---2001.7.14 (c) by Mari Wakasugi ---
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