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快適サプリメント生活
【第27回 夏の冷え対策にビタミンE】

 暑くなってきましたね。しかし、最近は、夏でも冷え症で悩む人が増えています。中でも、お腹が冷えて痛んだり、生理不順や低体温などをともなう重い冷え性の女性が急増しています。

 たかが冷え性などと思って放っておくと、慢性の腹痛や下痢、便秘、自律神経障害などをきたしたり、女性の場合、排卵異常や不妊症、重い更年期障害になったりするため、あなどれません。冷えを感じたら早めの対処が必要です。

 夏に冷えを感じる直接の原因は、冷房の効きすぎ。冷房のよく効いた部屋で、身体を動かさずに静かにしていると、身体が冷えきってしまいます。

 しかし本来、多少の冷房の効きすぎ程度なら、我々の体内に備わっている体温調節機能で対処していけるはずです。ところが、暑い戸外と冷房の効いた室内の往復や、朝食抜きの悪習慣、貧血、体力不足、ストレス、不規則な生活、運動不足、食欲不振、栄養不足、煙草の吸いすぎ、やせすぎ、太りすぎ、きつい下着やミニスカートの着用など様々な原因で、体温調節機能がうまく働かなくなり、その結果、冷え性になってしまいます。

 冷え性改善のポイントは、まずは生活のリズムを作ること。そのためには1日3食を、できるだけ決まった時間にしっかり食べること。決まった時間に食べることによって、生活のリズムができあがり、身体が体温をコントロールしやすくなります。

 次に、適度な運動で汗をかくこと。運動は血行をよくし身体を内側から温め、汗をかくことによって、体温調節機能が鍛えられます。運動を習慣にすると体力もつき一石二鳥です。仕事の帰りは、一駅分歩くなどの工夫をしましょう。

 血行をよくする栄養素をとることも大切です。血行をよくする栄養素といえばビタミンE。筋肉の凝りをほぐし血のめぐりをよくします。さらにホルモンの分泌を整える働きがあり、ホルモン異常をともなう女性の冷え性には特に効果的を発揮します。

 ビタミンEは、小麦胚芽油、サフラワー油、アーモンド、ピーナツなどに豊富ですが、これらは皆脂質の多いものばかり。このため、冷えを改善するためにビタミンEを十分に摂ろうとすると一緒に脂質もたくさん摂ることになってしまいます。

 サプリメントなら脂質を摂りすぎることなく、ビタミンEだけ十分な量を補給できます。とくに、体重を気にする女性の方は、脂質摂取による体重の増加を気にしなくても大丈夫なサプリメントでのビタミンE補給がおすすめです。

 夏は本来暑いもの!日本人の身体は、夏になったら暑さに対抗できるようなシステムがちゃんと備わっているのです。そのシステムの働きを妨げず、夏だからこそ、冷えないように気をつけましょう。

---2000.7.15 (c) 2000 by Mari Wakasugi ---


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