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快適サプリメント生活
【第22回 メラトニンで眠り上手に!】

 蒸し暑くて、夜も段々寝苦しくなってきました。梅雨の時期はジメッとしているため、湿気が少なくカラッとした真夏よりも不快指数が高いといいます。こんな時期だからこそ、いろいろ工夫して気持ちよく眠りたいですね。

 現在不眠で悩む人は、推定1千万人以上といわれています。昼夜逆行や夜型の生活などで体内リズムに狂いが生じ、それに加えてストレスが神経を高ぶらせ、その結果、睡眠障害が生じるといわれています。 

   良い睡眠を得るためには、起きている時の生活状態がポイントとなります。睡眠にとって大事なのは身体のリズム。寝る、起きる、3食の食事を同じくらいの時間帯にし、毎日の生活リズムを一定化することが第一のポイントです。

 また、寝る時間に一番近い食事、つまりは夜食や夕食を食べ過ぎないことも大切です。たくさん食べると胃はフル回転し、眠りが浅くなります。とくに胃弱の人は消化に時間がかかるので要注意です。

 寝る1時間前くらいから、好きな音楽を聴く、ゆっくりお風呂に入るなどしてゆったりした時間を過ごす方が、眠りに入りやすくなります。お風呂は、ぬるめの湯にゆっくりつかると副交感神経の働きで心身ともにリラックスできます。さらに、自分の好きな香りの入浴剤を入れるとリラックス効果もアップします。入浴後は湯冷めしない程度に身体のほてりがおさまるまで待ってから床につくと眠りやすいようです。最近、寝る直前までパソコンに向かっている人も多いようですが、頭や目を使うため覚醒してしまい寝付きにくくなります。

 寝る前にホットミルクやハーブティー(とくにカモミールやラベンダー)を飲むのもいいでしょう。特に温めた牛乳は身体が温まり、睡眠を誘うトリプトファンを多く含むので効果的。少量の砂糖を入れると、甘みによる満足感が大脳の睡眠中枢を刺激するためさらに有効です。食べ過ぎ、飲み過ぎはよくありませんが、寝る前に少量の消化のよい物を胃にいれると血液が胃に集まり、脳が休まります。

 お酒好きの人にはやめられないナイトキャップは、少量ならOKですが、飲み過ぎるとアルコールの覚醒物質が働いてしまい、逆効果になることもありますのでお気をつけください。

 眠りを誘発するサプリメントを用いるのもいい方法です。おすすめなのはメラトニンというサプリメント。メラトニンは体内で分泌されるホルモンの1つで、体温を調節し、ストレスに対する反応や睡眠のサイクルを正しくする働きがあります。自然な眠り誘発するもので、睡眠薬と違い、副作用や依存性、習慣性はないので安心です。また、メラトニンには抗酸化作用もあり、睡眠不足やストレスなどにより多く出現する体内の活性酸素も退治してくれます。

 気持ちよい眠りは気持ちよい目覚めを生じ、気持ちよい1日のスタートにつながります。自分なりに工夫して、眠り上手になりましょう。

---2000.6.10 (c) 2000 by Mari Wakasugi ---


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