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快適サプリメント生活
【第15回 骨粗鬆症の予防は若いうちから!】

 日本人がカルシウム不足であることは、皆さんよくご存知ですね。日本は、火山国のため酸性土壌。このため、石灰質でカルシウム含量が多い欧米土壌でできた農作物に比べて、日本の農作物はカルシウム含量が少なく、カルシウムが不足しやすい状態にあります。

 カルシウム不足をほうっておくと、イライラしやすくなる、筋肉の収縮がうまくいかなくなる、虫歯にかかりやすくなるなど、様々な障害が起きてきます。そして、カルシウム不足がもたらす最も恐い障害が骨粗鬆症。骨粗鬆症の人の骨は中身がまばらで、スが入ったようにスカスカの状態になっているため、ちょっと転んだり、尻もちをついただけでも骨折しやすくなります。

 ボケの一途をたどる「寝たきり状態」も骨粗鬆症の人に多いといわれています。いくら長生きしても「寝たきり状態」では、自分の好きなこともできなくなり楽しいとはいえません。こうならないためには、今から骨粗鬆症を予防する準備をすることが大切です。

 骨の量は年齢によって変化します。成長にしたがって少しずつ増えていき、成長期が終わった後も増え続けます。そして骨量は30代前半でピーク(最大骨量)に達し、40歳くらいから少しずつ減っていきます。骨粗鬆症の予防は、まず若い時に十分に骨量を増やすこと。つまりは骨量の貯金を十分に蓄えておくのが第一ということです。そして、40歳以降は、できるだけこの骨量を減らさないようにする努力が大事になります。

 骨の量を増やすためには、骨の原料となるカルシウムの補給が一番ですが、カルシウムが腸から吸収されるのを助け、尿から排出されるのを防ぐビタミンDもとる必要があります。また、カルシウムが内臓に沈着するのを防ぎ、きちんと骨の中に取りこまれるためには、マグネシウムも欠かせません。

 このように骨にカルシウムがうまく沈着するためには、ビタミンDとマグネシウムの力が必要です。忘れず一緒にとるようにしましょう。これら3つの栄養素の入ったサプリメントは、骨量を増やすのに最適です。

 一般に骨粗鬆症は、高齢になってから発症しますが、最近では若い女性の中にも骨粗鬆症にかかる人が増えています。原因は無理なダイエット。骨粗鬆症は、ほとんど自覚症状がないままに進行するため、発見された時はもう、骨はかなり隙間だらけの状態ということが多いようです。「骨粗鬆症なんて、まだ年齢的に関係ない」と思っているあなた!自分の食生活をもう一度振り返ってみることが必要かもれません。

---2000.4.22 (c) 2000 by Mari Wakasugi ---


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