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[No.083: 禁煙するには]


 がんの原因になるといわれる喫煙。がんだけでなく、心疾患、慢牲気管支炎、肺疾患、胃・十二指腸潰瘍などの消化器疾患、その他種々の病気のリスクが喫煙によって増えると知っていても、タバコはそう簡単にやめられません。

 そんな人にとって救いになるのが、禁煙補助剤。現在、ニコチンパッチとニコチンガムが代表的です。いきなり禁煙をスタートすると、ニコチン切れの禁断症状で苦しみますが、これらを使って微量のニコチンを補給すれば、ニコチン切れのつらい症状が緩和できるため、禁煙への近道になるというものです。

 ニコチンパッチ(商品名:ニコチネルTTS)は、身体のどこに貼っても効果は変わりませんが、はがれにくい腕や背中、太股などがよさそう。パッチの大きさによってニコチンの含有量が違うので、大きいものから始め、徐々に小さいものに変えていきます。朝に貼って、翌朝取り替えるのが一般的ですが、寝る前に貼ると目覚めの一服を阻止できるそうです。しかし、ガムと違ってただ貼るだけなので、心理的依存の強い人には不向きです。

 ニコチンガム(商品名:ニコレット)は、噛んでいる間ではなく、頬の粘膜に押し当てている間に効果を発揮します。噛んだ後、そのままピリピリした刺激がなくなるまで、数分以上おいておき、また噛んで置く、を繰り返します。噛むことで、禁煙を実感でき、心理的依存もやわらげます。

 これらの使用については、医師の相談を受けたほうがよいでしょう。薬剤の使用量は個人差が大きく、また、他の疾患などがあると、使用ができない場合もあります。

 ただし、タバコがやめにくいのはニコチンのほかに心理的なものも加わっているため、これらを使えば必ず禁煙できるかというとそうでもなさそうです。

 禁煙を成功させるためには、今までの習慣や心理的なものも克服しないといけません。タバコ切れを乗り切る日常生活の工夫を取り入れることも同時に行うことが禁煙成功につながるカギとなります。

リンク集の「タバコと健康」をぜひ参考にして下さい。

---2001.10.13 (c) 2001 by Mica Okamoto ---

 

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