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エコロジー【こんなに使われている!食品添加物】



天然着色料危険度表

 天然着色料は、天然の原料を使って抽出した色素です。製造過程で化学物質を使うものもあり、安全性に疑問のあるものもあります。

名前 危険度 要注意ポイント 別名
コチニール 3 赤紫、だいだい 中南米のサボテン科ベニコイチジクに寄生するエンジ虫から抽出した色素。弱い毒性と変異原性がある。 カルミン酸
アカネ色素 3 黄、赤紫 アカネ科セイヨウアカネの根が原料。変異原生を起こす。   
カラメル色素1,2,3,4 2〜3 茶褐色 糖類、でんぷんを原料に製造方法によって4タイプに分けられる。熱処理だけのカラメル色素T以外は化学質を加えて熱処理するため、毒性の疑いがある。    
クチナシ色素 2〜3 黄、青、赤 クチナシの実が原料で製造方法によって抽出される色素が異なる。黄と青は安全性に疑いがある。 カロチノイド色素、カロテノイドなど
アナトー色素 2 黄、だいだい ベニノキ科ベニノキの種子から有機溶剤などで抽出。変異原性が疑われる。化学処理した合成添加物として使われているものも表示が同じなので、見分けがつかない。 カロチノイド色素、カロテノイドなど
ウコン色素 2 ウコンの根茎に含まれる色素。主色素のクルクミンは染色体異常を起こす疑いがある。 クルクミン、ターメリック色素
カカオ色素 2 茶褐色 カカオ豆を発酵させ焼いた後、水で抽出した色素。変異原性を起こす疑いがある。 ココア色素、フラボノイド
コウリャン色素 2 赤褐色 コウリャンの実や殻が原料。弱い染色体異常の疑いがある。 キビ色素、フラボノイド
ベニバナ色素 2 赤、黄 ベニバナの花を原料に水で抽出したのが黄色、弱アルカリで抽出したのが赤。アレルギー性の疑いがある。 フラボノイド
ビートレッド 2 赤ビートの根が原料。安全性に疑いがある。 アカビート
ラック 2 カイガラムシ科のラックカイガラムシの分泌物が原料。   
ベニコウジ色素 1〜2 黄、赤 ベニコウジカビが原料。赤は変異原性などを起こす疑いがある。 紅麹。モナスカス
パプリカ色素 1 赤、だいだい パプリカ(赤とうがらし)が原料。 カロチノイド色素、カロテノイドなど
赤キャベツ色素 1 赤、赤紫 赤キャベツの葉を原料に水で抽出。   
イモカロテン 1 サツマイモの根が原料。 カロチノイド色素、カロテノイドなど
ムラサキイモ色素 1 赤紫 紫イモの根が原料。 アントシアニン
クロロフィル 1 ホウレンソウ、大根、クロレラなどの植物が原料。化学物質の変異原性を弱める働きがある。 葉緑素

表の見方:(危険度4)できるだけ避けるべきもの、(危険度3)できれば避けたほうがよいもの、(危険度2)避けられるなら、避けたほうがよいもの、(危険度1)気にしなくてよいもの。
※表は、天然着色料のなかで代表的なものだけを選んでいます。実際の実験データに基づいて、危険度を出しています。危険度については、天然着色料として作られた色素でのレベルでの危険度で、原料そのものの危険度ではありません。

参考:「食品添加物危険度事典」渡辺雄二著(KKベストセラーズ)


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