Home Health Supliment Child DietBeauty  
Healthトップ>[エコロジートップ] [気になる健康] [健康チェック]
     
 

エコロジー【化学物質過敏症】



化学物質過敏症とは

 現代の生活は、住まい、衣類、食器、食品に至るまで、さまざまな化学物質に囲まれており、化学物質のない生活を送るのは不可能に近い状態です。このような環境のなかで生まれたのが化学物質による現代病、「化学物質過敏症」です。

 欧米では20年以上前から知られていますが、日本でもこの2〜3年でようやくこの病気の存在が認められるようになりました。

 カナダでは国民の10人に1人が化学物質に何らかの過敏反応を示すといわれており、研究や対策も進んでいます。米国の調査を踏まえると、日本でも人口の1割の1000万人以上の人が化学物質過敏症による身体の不調を抱えているのではと考えられています。しかし、今の日本では原因物質を特定し、化学物質過敏症だと診断すること自体ひじょうに難しく、対策も遅れています。

 日本での研究は北里大学病院が中心になって行われています。ここに訪れる患者は、30代〜50代の女性が多いそうです。

 同じ物質に接触しても症状が出る人と出ない人がいるため、「気のせい」だとか「心の病気」といわれたり、女性の場合、更年期障害と間違われることも多いようです。診断が難しいため、家族や周りの人から理解されずに精神的に苦しむ人も少なくありません。


【Health】トップページ