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[No.006 デンタル・グッズを使い分ける]

 学生の頃、アメリカ留学していた友人の家に遊びにいったとき、洗面所にさまざまな歯磨剤が並んでいて驚いた。それまで日本で市販されていたものは、チュ−ブ入りの粉っぽいハッカ味の白い歯磨剤しかない。ラミネートチューブが出ただけで画期的だった当時、アメリカではカラフルで、パッケージもおしゃれ、味もさまざまな歯磨剤がたくさんあり、とてもうらやましかった。

  私のデンタル・グッズ遍歴はそれからだ。東急ハンズへ行き、海外の歯磨剤を買ってきては味比べ。その頃のお気に入りはドイツ製の舌が少ししびれるほど刺激的な味のもの。朝、それで磨くとしっかり目がさめるのだ。

 その後、デンタルフロスに出会い、歯の表面をゴシゴシやるより、歯間の汚れをとるほうが、虫歯予防になることを知る。当時は、輸入ものがメインで、ちょっと使いにくかったがバッグにしのばせておくのも悪くなかった。

 しかし、市販の歯磨剤には、合成界面活性剤が主成分であることを知る。合成界面活性剤は、石油から作られていて、食器洗いや洗濯用洗剤と同じ成分。大嫌いなゴキブリに食器洗い洗剤をかけると一発で動かなくなるので、よくそれで退治していた私は、その殺傷力が怖くなり、歯磨剤をやめてしまった。水と歯ブラシでブラッシングし、最後にデンタルリンスで口の中の菌を除去するスタイルに落ち着いた。

 歯ブラシも使い心地で比べてみた結果、大人用よりも子ども用のブラシのほうが、細かいすき間も磨きやすい。毛足は短めで固いほうがしっかり磨けることがわかり、幼稚園児用を愛用している。

 そしてもう1本。歯槽膿漏用のつまようじ式歯ブラシも使っている。毛足は長めだが、ブラシの植え込みが細長いので歯間の汚れもとれるし、歯茎のマッサージにもなるスグレものだ。

 そんなわけで、現在は幼児用歯ブラシ、つまようじ式歯ブラシ、歯間ピック、アメリカ製デンタルリンスの4種類を使用。それに半年に一度歯科医院での検診と歯垢除去を行っている。歯は一生もの。大事にすることにこしたことはないので、新しい発見があれば、すぐにでもチェックするつもりだ。

--- 99.9.08 (c) 1999 by Mica Okamoto ---

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