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[No.001 4月は病気も国際交流!?]

 「インターナショナルな人間になろう!」と学校でも会社でもいわれて何十年。人間がインターナショナルになれば、病気も当然そうなるのだろうか。

 4月の半ば過ぎ、小3の長男を連れて、小児科にいったときの話。

先生「今、高熱が出る風邪が流行ってるのよ。先週あたりから、バラバラ押し掛けてるよ。」
私 「そういえば、うちの子のクラス、8人も休んでます」
先生「今年は変なの。例年に比べて早すぎる。いつもなら、新学期始まってすぐは気がはってるから大丈夫で、4月後半から、体調を崩し始め、GWにそのまま遊び過ぎて、GW明けはお休みっていうパターンが普通なのよ。今回の風邪はこの地域にないタイプかもしれない。交通事情が原因ね」
私 「交通事情って?」
先生「4月は転勤が多いでしょう。国内外でかなりの人が移動するわけだから、病気も移動するのよ」
私 「じゃ、この地域になかった病気が発見されたり、いくつかが複合した新種が発生したりするということですか?」
先生「そうなの。それに、もう手足口病も流行り始めてる」
私 「え!?手足口病って、夏に流行るんじゃ....」
先生「今までの考えが通用しない時代になってきたみたい。これから、どんなことが起きるかわからないわよ。夏にインフルエンザが流行ったりして。温暖化現状や天候異常など地球がおかしくなったのが原因だと思うのよね....」

 思わずぞっとしてしまった。
小児科の女医さんは子どもにも優しくて、病気のこと、治療のことなど、時には病院の裏事情まで話してくれるいい先生なのだが、こんな話は聞いてもうれしくない。病気が大移動して、国際交流してるなんて.....

 子どもは大人より自然の変化をすぐにキャッチするので、言葉でうまく表現できない代わりに体に反応が出る。このままいけば、予防接種が効かない、ましてや薬も効かなくなる時代が来るかもしれない。 

 病気になってからじゃ遅い、病気にならないためには生活習慣が大事と痛感した。
 が、「食事や睡眠をきちんととりましょう」といわれたって、簡単にできないのが現代生活。「とりあえず、サプリメントを飲んだり、有機栽培のものを食べたりすることから始めるしかないか」と思いながら店に行くと、膨大なサプリメントや「減農薬」「有機栽培」などのシールが貼られた 野菜があり、どれがいいのかわからない。健康をキープするにも、まずはお勉強なのね〜とため息。でも、ここでひっこんでいちゃ、女がすたると、改めてヘルシー・ライフをめざすための気合いを入れ直した。

---99.4.30 (c) 1999 by Mica Okamoto ---

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