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気になる健康情報【活性酸素】



3.抗酸化ビタミンで撃退

 酵素によって分解できる以上の活性酸素が発生した場合に、正常な細胞を守る最後の防衛手段はビタミンです。特に、ビタミンA、C、Eは抗酸化ビタミンと呼ばれ、活性酸素の攻撃から身を守るために効果的な働きをします。

 ビタミンAとEは脂に溶ける脂溶性ビタミン、ビタミンCは水に溶ける水溶性ビタミンです。活性酸素が細胞膜を攻撃したときに、脂溶性のビタミンEが細胞膜の表面近くに多く存在して、細胞の身代わりとなって酸化されることで細胞膜を守ります。さらに、血液中に水溶性ビタミンであるビタミンCが豊富にあれば、ビタミンEから酸化物質を受け取り、ビタミンEの再生を助けるのです。つまり、細胞膜を守る二重の連携プレーが行われるのです。

 一方、ビタミンAはさらに細胞膜の奥深くで、活性酸素の攻撃から身を守る働きをしています。ここでも、ビタミンEはビタミンAを酸化から守ります。

 このように、多くのビタミンは関連しあって、有効に働く仕組みになっているので、同じ種類の食べものに偏らないように、いろいろなものを食べることが健康につながります。特にビタミンCは水溶性のビタミンなので、余分なものは尿中に出され体内に蓄積できないので、毎回の食事で補給することが大切です。できるだけ多くの種類の自然の食べものを十分食べて、ビタミンバランス保つように心がけましょう。

 
ビタミンAを多く含む食べもの ニンジン、ほうれんそう、小松菜、春菊
ビタミンCを多く含む食べもの ミカンなどの柑橘類、イチゴ、キウイ、ブロッコリー、キャベツ、じゃがいも
ビタミンEを多く含む食べもの アーモンドやピーナッツなどのナッツ類、大豆、かぼちゃ、小麦胚芽、胚芽米、玄米


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