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気になる健康情報【本当の塩】



1.塩はミネラルの宝庫

 人体の約70%は体液と呼ばれる水分です。体液は細胞の内と外、血管やリンパ管の周りにありますが、その成分は海水とほぼ同じ組成でできています。輸血の代わりや衰弱したときに注射されるリンゲル液は、食塩、塩化カリウム、塩化カルシウムなど海水とひじょうに似ており、かつてリンゲル液が不足したときに応 急処置として海水が使われたこともありました。

 海水1リットルには約35gの塩が溶け込み、そのなかに約90種類以上のミネラルが含まれています。最も多いのが78%を占める塩化ナトリウムで、それ以外は一般的に「にがり」と呼ばれるミネラル成分です。

 その成分は、硫酸カルシウム、硫酸マグネシウム、塩化マグネシウム、塩化カリウムのほか、亜鉛、銅、鉄、マンガン、モリブデン、ニッケル、コバルト、ストロンチウム、ケイ素、ヨウ素、フッ素など、地球にある元素すべてにあたります。

 塩を摂ると一度に必須ミネラルが摂ることができます。これらのミネラルが体内に不足すると、身体の機能を正常に保つことができなくなり、心臓、肝臓、腎臓など内臓の機能低下や疲労、むくみ、体温の低下、片頭痛、めまい、心臓発作、不整脈などさまざまな症状が出やすくなります。

参考:日経ヘルス 99.5


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