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気になる健康情報【風邪とインフルエンザ】



1. 風邪とインフルエンザの違い

 風邪とひとことにいっても人によってさまざまな症状があります。実は風邪という病気はなく、熱が出たり、鼻やのどの炎症、関節などの痛みなどの症状の一群をまとめて「風邪症候群」としています。風邪症候群は、流行性感冒、インフルエンザ、咽頭炎、気管支炎、肺炎などのいくつかのタイプに分けられます。

 98年11月から99年3月にかけて、インフルエンザが猛威を奮い、全国で1000万人がかかったといわれています。風邪とインフルエンザは同じだと思っている人も多いですが、一般に風邪というと流行性感冒のことをさし、インフルエンザとは違います。

風邪(普通感冒)の症状・・・・のどが痛む、鼻汁、くしゃみ、咳が出る。発熱はインフルエンザほど高くなく、全身症状もあまり見られません。

インフルエンザの症状・・・・38℃以上の急激な高熱、激しい全身倦怠、筋肉痛、関節痛などの全身症状を伴う。呼吸器症状はやや遅れて出現します。激しい症状は5日間ほど続き、気管支炎、肺炎、吐き気、下痢などを併発しやすい。脳炎や心不全を起こす事もあります。

【風邪とインフルエンザの違い】
   風邪(感冒) インフルエンザ
引き始め くしゃみ、鼻水、咽頭の乾燥感 悪寒、頭痛
主な症状 鼻水、鼻づまり 発熱、全身痛
悪寒 軽い、あっても短期間 ひどい
ほとんどない。あっても37.5度程度の微熱。 38〜40℃が3〜4日間続く。
全身痛,筋肉痛,関節痛 ほとんどない。 ひどい。
倦怠感 ほとんどない。 強い。
鼻水、鼻づまり 最初のほうがひどい。 後からひどくなる。
咽頭 やや赤くなる。 腫れる。扁桃腺のようになる場合も。
あっても軽い。 強い。
結膜の充血 ほとんどない。 しばしばある。
合併症 ほとんどない。 気管支炎、中耳炎、インフルエンザ肺炎、細菌性肺炎、脳炎、脳症
病原体 ライノウイルス
アデノウイルス
コロナウイルス
RSウイルス
パラインフルエンザウイルス
インフルエンザウイルスC
インフルエンザウイルスA,B


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