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気になる健康情報【緑茶パワー】



7. おいしいお茶の淹れ方

●ポイント1:水

    お茶を入れるときは、自然の湧き水や清水、井戸水などの軟水がベストです。 欧米のミネラルウォータよりも、日本の天然水のほうが適しています。
    <水道水でもおいしく淹れるコツ>  
  • 水道の蛇口からしばらく水を出し放しにしてから、やかんに水を汲む。  
  • 1〜2時間ほど、そのままおく。  
  • お湯を沸かす時に、沸騰してからやかんのフタをとった状態で3分ほど沸騰させる。

●ポイント2:茶葉、お湯の量

    茶葉の量は一人分約6g(さじ山盛り一杯)が基本です。二人目からは2gずつ足していきます。

●ポイント3:茶器

    急須は、急須の中で茶葉がゆだることの無いように水切れのよいものを使いましょう。

●ポイント4:お湯の温度と抽出時間

     お湯の温度と抽出時間は、お茶の味を決める重要な要素です。
    一般的な煎茶、ほうじ茶や玄米茶は熱湯で淹れ、かぶせ茶や玉露などの高級茶は湯冷ましして人肌と呼ばれる温度で淹れるとよいといわれています。なぜなら、お茶の味は抽出される成分によって違うからです。

     カテキン(渋み成分)もカフェイン(苦み成分)も熱湯の方が多く出ますし、時間を長くかければさらに出ます。テアニン(うま味)も熱湯の方がよく出ますが、渋味と苦味に負けてしまうのでおいしくありません。  
     甘味成分であるテアニンは低い温度で時間をかけると良く引き出され、逆に渋み成分であるカテキンは高温の湯で短時間に引き出されます。そのため、一般的には、玉露やかぶせ茶などの高級なお茶ほど低い温度で入れます。 低温とは、ぬるいお湯ではなく、必ず一度沸騰させたお湯を湯飲みに入れるなどしてさまして使用しましょう。 ほうじ茶・玄米茶などは、沸騰したお湯を使う方がおいしく淹れられます。

《玉露・かぶせ茶のおいしい淹れ方》

  1. 沸騰したお湯を湯のみに入れ、湯温を90度くらいにさまします。湯飲みを温める効果もあります。
  2. 茶葉を急須にいれます。(お湯は約10度下がり80度くらいに)
  3. 湯のみのお湯を急須に入れます。(湯温は約70度くらいに下がります)
  4. ひと呼吸おいてから、ゆっくりと湯のみに注ぎます。 コツ: この時、お湯は一気に入れるのではなく、少しずつ入れては注ぎを繰り返すと茶葉がいい具合に開いて、おいしく淹れることができます。 複数の湯のみに注ぐときは、少しついで、お茶の濃さを均等にしましょう。

《ほうじ茶・玄米茶のおいしい淹れ方》

  1. 茶葉を急須に入れます。
  2. 沸騰したお湯を急須に入れ、香りを出します。
  3. 湯のみに注ぎます。複数の湯のみに注ぐときは、少しづつつぎ回り、 お茶の濃さを均等にしましょう。


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