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ダイエットに運動は欠かせませんが、忙しい毎日のなかで運動する時間を捻出するのはなかなか難しいものです。なるべく効果のあげられる時間帯を選ぶために、早朝にするか、夕食後の夜間にするか、悩むところです。
運動の目的によって、効果的な時間帯が変わるのをご存じでしょうか。 その理由は、早朝や午前中といった体が目覚めてすぐの時間帯は、交感神経の働きが活発で、他の時間帯に同等の運動をするよりも、エネルギー消費量が高くなるからです。ちなみに、夜間と比べると、約10%は差が出るといわれています。 その証拠に、朝食と昼食までの時間が、昼食と夕食までの時間の長さに比べて短いのは、午前中のエネルギー消費量が多いため、早くお腹がすくからなのです。 朝運動することによって、交感神経のスイッチを早く入れて代謝を高めることができるため、脂肪の燃焼しやすい体質づくりができます。 もうひとつの運動の目的である、筋力や基礎代謝量をアップさせたい場合には、夜間の運動のほうがよいでしょう。 運動して筋肉を鍛えると、筋肉線維が傷ついたり、切れたりし、それを修復し新たに生成するごとに太い筋肉線維となっていきます。この筋肉線維の修復・生成が頻繁に行われるのは、副交感神経が働き始める夜なのです。 また、筋肉の修復・生成に必要となる成長ホルモンは絶えず分泌されているわけではなく、睡眠に入って30分後のノンレム睡眠のときに分泌量が最大になるとされています。そのため、夜間に筋肉を鍛える運動をすると、睡眠中に筋肉の修復ができ、より強い筋肉づくりができるというわけです。 筋肉が増えればエネルギーの消費量が上がり、基礎代謝もアップします。運動による筋肉づくりがダイエット効果を上げるのはそのためです。 脂肪も落としたいし、筋肉がついた引き締まった身体をつくりたいという人は、朝・夕ともに20分間でも運動するといいでしょう。わざわざ筋トレやジョギングなどの本格的な運動しなくても、買い物で歩いたり、掃除しながら身体を動かしても効果はあります。 ただし、空腹時の運動は、筋肉を落としやすいので注意しましょう。また、空腹時の運動は脂肪を落としやすい反面、運動後に食べたものが脂肪としてつきやすくなります。朝目覚めて何も食べずにおこなう早朝の運動や、夕食前の空腹時の運動は、あまりよい結果を生まないので避けた方がよいでしょう。 ---2004.8.31 (c) Mica Okamoto ---
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