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【太りにくい身体にするための定期的な運動とは?】


 太りにくい身体を作るためには、定期的に運動をすることが大切です。しかし、人によってこの”定期的な運動”という言葉の認識はバラバラです。

 毎日運動し、1日でも休むと、自分は定期的に運動ができないと落ちこんでしまう人もいれば、1週間に1度の運動で、自分は定期的によく身体を動かしていると認識している人もいます。実際、定期的な運動とは、どの程度の運動を1日どのくらい行い、頻度は週に何回ぐらいなのか?今回は、そんなお話をしたいと思います。

 運動の種類は、エアロビクスダンス、散歩、ジョギング、サイクリング、水泳など何でもかまいません。ただ、定期的に行っていくためには、自分の好きな運動で継続できるものがおすすめです。

 問題なのは運動の強度です。人によって同じ運動をしても、その運動をすることに慣れているか否か、また身体をよく動かして行うか、適当にダラダラと行うか、などによっても違ってきます。

 太りにくい身体にすることを目的にするならば、身体が絶えられる最高の運動量の50〜60%程度の運動をするのがもっとも理想的です。

 その運動の強度が、その人にとってどのくらいなのかを、最も簡単に知る方法は、1分間、心拍数(脈拍)を測って判断する方法です。

 最高運動強度50〜60%程度の運動量での心拍数は、年代別に目安があります。


【年代別心拍数の目安】
・20代なら130〜144  ・50代なら115〜126 
・30代なら125〜138  ・60代なら110〜120 
・40代なら120〜132  ・70代以上なら100程度

 しかし、これは、あくまでも目安で同じ年代でも体力や運動経験によって差が生じるため、上記の心拍数の運動だときつい場合はもう少し軽めに、物足りない場合は少しきつめに運動をするようにしてください。特に運動初心者の人の場合は、最初はできるだけ軽めに、運動中に会話のできる程度の強度で行うようにした方がいいでしょう。また、持続時間は10〜30分、できれば1時間持続して行うと効果的です。

 定期的と呼ぶことができる運動頻度は、1週間に3回以上です。それ以下だと、太りにくい身体に変化させることは難しくなります。

 運動初心者の人にかぎって、最初に張り切りすぎて、過激な運動をいきなり行い、吐いたり心臓に負担をかけてしまったり、筋肉痛や腰痛、捻挫などの、いわゆるスポーツ障害というものを起こしやすいようです。運動も新入社員と同様、最初は控えめにすることが、トラブルがなく長続きするコツです。

---2002.5.18 (c) Mari Wakasugi ---


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