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子どもの健康情報【睡眠不足の子どもが増加】


 最近、夜更かしをする子どもが多くなり、朝から生あくびをしたり、授業中もボーっとしたり、ウトウトして集中できない子が増えています。

 小学3.4年生で39.7%、小学5.6年生で45.3%の子どもが睡眠不足を感じています。年齢があがるにつれ、睡眠時間は減る傾向にあります。

【子どもの睡眠の現状】

 ● 就寝時刻

学年男子 女子平均
小学3・4年生21時42分21時44分21時43分
小学5・6年生21時58分22時10分22時04分
中学生23時19分23時38分23時28分
高校生24時10分24時04分24時06分
     年齢が上がるつれて、就寝時刻はどんどん遅くなっています。

 ● 起床時刻

学年男子 女子
小学3・4年生6時45分6時46分
小学5・6年生6時54分6時55分
中学生6時53分6時48分
高校生7時06分6時47分
     女子の場合、6時45分から55分の間に起床していますが、男子は高校生になると、7時を過ぎてからと起床が遅くなっています。

 ● 睡眠時間
 

学年男子 女子平均
小学3・4年生9時間03分9時間01分9時間02分
小学5・6年生8時間56分8時間45分8時間51分
中学生7時間34分7時間10分7時間22分
高校生6時間55分6時間42分6時間47分
     女子のほうが男子より睡眠時間が短くなる傾向があります。


【睡眠不足だとこんな症状が起こる!】

 1. 睡眠不足の弊害

      ヲ疲れがとれない。       ヲ胃腸障害が起こりやすい。
      ヲイライラして、気分が不快。  ヲものごとに集中できない。

 2. 夜型生活の影響

      ヲ夜食につい手を出し肥満に。  ヲ朝食が食べられなくなる。
      ヲ午前中元気が出ず、活動を十分できない。
      ヲ身体の不調が起こりやすい。
      

 人間の体には生理的な1日周期のリズムがそなわっており、昼の明るいうちは活動が活発になり、夜は活動性が低くなります。

 夜の睡眠は、日中の疲れをとり、翌日の活力を支える生活リズムのカギを握っています。大人の生活リズムが小さいころから子どもに影響していることもあります。
 小学生から高校生までの成長期は、体をつくる意味でも睡眠がとても大切です。できるだけ早く寝る習慣をつけ、疲れを残さず、元気に毎日の生活を送りましょう!

日本学校保健会「平成8年度児童の健康状態サーベイランス事業報告書」調べ


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