[No.29: シートタイプの化粧水マスクで保湿]
毎日のスキンケアで大切なのは、肌のタイプにあわせた化粧水を選び、上手
に使いわけるのがポイントです。化粧水選びについては前回お話しましたが、
もっと化粧水を有効に使う方法があります。
最近、はやりのシートタイプの保湿パックは、ただ化粧水をつけるだけよりも効果的。シートタイプの保湿パックに化粧水をたっぷりしみ込ませて、マスクのように顔にのせ5分〜10分間。化粧水の保湿成分がじっくり肌にしみこみ、肌の潤いを高めます。
マスクの代わりにティッシュを使ってもOK。スプレ−式の化粧水なら、ティッシュが乾いてきたらシュッとふきかけるだけで、保湿効果も期待できます。マスクが面倒な場合は、コットンに化粧水をしみこませて、気になる部分にのせておくだけでも違います。きゅうりパックなども同じ原理です。
パックといえば、毛穴の汚れを取る、はがすタイプのパックは、はがすときに肌に余計な負担をかけて、ひどく乾燥させることもあるので要注意。
これから日焼けの季節は、保湿が勝負。いつもと同じように化粧水をつけるだけでは、水分も天然保湿因子も補いきれません。もっとおすすめなのがジェル。アロエベラなどの植物エキスの有効成分は、もともと浸透がいいものが多く、ジェルを塗ると表面だけ乾いて皮膜を作り、なかに有効成分と水分を閉じ込めてくれるのです。すると、角質がふやけるので、有効成分の浸透性が高まり保湿効果もアップ。日焼け後には、ジェルを使ってみてはいかがでしょうか。
これでもかとベチャベチャ塗っても、いつのまにかスーッとお肌にしみ込んでいるのを見ると、肌が水分を欲しがっていたんだ、と乾燥具合を改めて感じます。
---2000.8.19 (c) Mica Okamoto ---
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