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[No.19: 活性酸素が肌の老化を早める]


 活性酸素が体にさまざまな悪影響を及ぼすというのは聞いたことがあると思います。肌においても、UVAを浴びると活性酸素が生じ、害が表れます。

 活性酸素とは、物質を酸化させる力をもった酸素のこと。一般に酸化というと鉄のサビや食用油の劣化などを思い浮かべますが、体内の細胞も酸化されると機能が低下したり、悪影響が出てきます。本来、活性酸素は、人間にとってとても重要な役割をするのですが、増えすぎると酵素やDNAなど傷つけてしまい、病気などを引き起こします。

 肌がUVAを受けると、細胞膜の脂質が紫外線で酸化する「光酸化」が起こります。できた活性酸素は、連鎖的に活性酸素を作りだし、過酸化脂質という有害物質になります。この過酸化脂質は、体内にとどまると、細胞膜やDNAをじわじわ傷つけ、肌の機能を低下させ、シワやたるみ、シミなどの原因になるのです。

 活性酸素の発生を抑えるには、まず、サンスクリーンで紫外線から肌を守ること。そして、肌にできた過酸化脂質を取り除くために丁寧な洗顔と、抗酸化物質が配合されたサンスクリーンや化粧品でのスキンケアを心がけましょう。化粧品に配合される抗酸化物質としては、ビタミンCはもちろん、グルタチオン、イチョウエキス、オウゴンエキス、ローズマリーエキスなどがあります。

 また、日常生活では、ストレスは活性酸素の発生源なので、上手にストレス発散を。食生活では、抗酸化ビタミンといわれるビタミンC、E、ベータカロチンを多く含むものを多く摂って、体の防衛機能を高めましょう。また、ポリフェノールやフラボノイドも抗酸化力を強化できます。抗酸化物質を積極的に摂って、肌だけでなく体全体を守りましょう。

活性酸素についてはコチラも参考に!

---2000.5.20 (c) Mica Okamoto ---

 

 

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