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[No.10: オイリースキンでも肌は乾燥する?!]


 肌のかさつきは肌の表面にある角質層のうるおい成分が不足するのが原因。それならそのうるおい成分を十分に補えば、かさつきはなくなり、健康な肌にもどれるはず。では、前回にお話した「皮脂」「角質細胞間脂質」「天然保湿因子(NMF)」の3つの成分をどのように補えばいいのでしょう。

 これは肌のタイプによっても違ってきます。  オイリースキンの人は油分が多いので、乾燥しないと思いがちです。オイリースキンの人とドライスキンの人の皮脂の量を調べると、オイリースキンの人はドライスキンの人の2倍近くもあるのに、角質層の水分を分析すると、ほとんど同じなのです。つまり、肌の保湿という面では皮脂はあまり関係なく、オイリースキンの人でもスキンケアをしないと、どんどん乾燥してしまうということなのです。

 逆をいえば、肌のかさつきをケアするのに、顔にいくら油分を補っても、乾燥を防ぐことにはつながりません。乾燥肌の人がかさつきを気にして、オリーブオイルやツバキ油などを塗ってもあまり意味がないのです。

 乾燥を防ぐのにおすすめなのが、アミノ酸や尿素からなる天然保湿因子(NMF)で、NMFを使うと角質細胞自体の水分が増して、しっとりした肌をつくります。また、保水力のあるグリセリン(グリセロール)や糖アルコールといわれるエリスリトールは、水分を保持する保水効果が期待できます。

 最近、保湿入りの化粧品が注目されていますが、成分はさまざま。肌のタイプによって、成分の見極めが必要なようです。

---2000.3.18 (c) 2000 by Mica Okamoto ---

 

 

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