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[No.07: ニキビになってしまったら]


 前回、ニキビ予防の話だったので、今回はニキビになってからの対処法についてお話します。

 ニキビは大きく2つのタイプに分けられます。1つは、赤くはれ上がったり、周囲が赤く先端が白く膨れ上がった「炎症性のニキビ」。もう1つは、毛穴の部分がブツブツと盛り上がっていたり、先端だけが黒く見える「コメド(白ニキビ)」といわれるものです。ニキビの状態でどちらかを見極めることがきれいに治すポイントです。

 炎症性のニキビは、放っておくとクレーター状の跡を残してしまい、いったんくぼみができると、外科手術をしないと治りません。素人判断で市販薬などを使うとニキビ跡ができてしまうことも。炎症の初期なら薬がよく効くので、赤いニキビだったら早めに病院で薬を処方してもらうのがいいでしょう。

 一方、コメドとは、毛穴の入り口が角質で詰まり、分泌できなくなった皮脂がたまった状態で、炎症性ニキビの一歩手前にあたります。この段階でのケアの基本は洗顔。きちんとケアすれば炎症性のニキビにはなりません。

 ポイントはつぶさないように、こすらず洗顔すること。皮脂を洗い流すための洗顔は大切ですが、何回も洗うと肌のバリアになる角質層の脂質までなくなってしまったり、逆に皮脂の分泌が増えてニキビができやすい状態を作ってしまうので、洗顔は1日2回を目安に。もしニキビがつぶれたら熱いお湯で洗顔すると、血管が拡張し穴が小さくなるので、跡が残りにくくなります。

 もう1つ注意したいのが雑菌。きれいに洗顔してもタオルや化粧パフから雑菌が感染すると、化膿してニキビ跡になることも。またシャンプーやリンスのすすぎ残しや化粧品が、コメドを刺激して炎症を起こすこともあります。ニキビができたら洗髪時はいつもよりよくすすぎ、化粧はなるべくしないほうがいいですが、化粧するなら薄めにして、家に帰ったらできるだけ早く落としたほうがいいでしょう。

---2000.2.26 (c) 2000 by Mica Okamoto ---

 

 

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