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[No.2: 肌ダメージなく小麦色の肌をゲット!]


 ブロンズメイクにとても便利な「セルフタンニング」ってご存知ですか? 最近では認知度もかなり高くなり、多くの化粧品メーカーから発売されていますが、まだまだどういうものかご存知ない方も多いのではないでしょうか。簡単に言ってしまうと、セルフタンニングとは、紫外線に当たらず、肌を小麦色に変色させるという化粧品です。

 季節柄、ドラッグストアにはサンタンケア製品が列をなしていますが、その中でもジョンソン&ジョソンソン社のニュートロジーナの黄色いパッケージがひときわ目立っています。ニュートロジーナといえば、アメリカの超ビッグコスメブランド。低価格、高品質製品として定評があります。

 ニュートロジーナの『セルフタンナー』は、ローション、ジェル、ムース、スプレータイプなどがあり、バリエーションの豊富さに驚かされました。それだけセルフタンニングに対する消費者の需要も伸びているということでしょう。

 欧米において、小麦色に焼けた肌はバケーションをリゾート地で過ごすというリッチピープルのステイタスの証として見なされます。またブロンズ色の肌はとてもスタイリッシュに見えるだけでなく、引き締まったボディを演出する面で重要な役割を果たすわけです。

 では、何故肌の色が変わるのか? これは、DHAという配合成分が肌のたんぱく質と混合することにより化学反応を起こし、肌表面の角質部分を染色するのです。ですから、通常の日焼けのように、メラニン色素とはいっさい関係がありません。使用を続ければずっと小麦色、止めれば数日後にはアカとなって落ちてしまいます。

 使い方はとっても簡単。肌を黒くしたい部分にムラなく塗るだけで、数時間後には肌の色が変わってきます。ここで注意していただきたいことは、使用後必ず手を石鹸でよく洗うこと。これを忘れると、手のひらまで真っ黒という悲惨なことになってしまいます。

 肌へのダメージを考えると、やっぱり日焼けは良くありません。乾燥によるしわ、シミ、そばかすなど老化の原因となります。スキンケアも流行も両方手に入れたい人なら、便利なセルフタンニングを使ってブロンズ肌をつくり、ビーチサイドではサンスクリーンを使用するのをおすすめします。

---2000.8.22 (c) 2000 by Kayoko Okochi ---

 

 

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